『花宵道中』[宮木あや子/新潮文庫]
しばらく前にまろんさんがTwitterで一押しされていたので興味を持ち、さらにタイミングよく文庫化されたので購入してみた。江戸末期の新吉原を舞台に、中堅どころ(といえば聞こえの良い)の小見世・山田屋で花を売る遊女たちの、時に切なく時に残酷な運命を綴った連作短編。...
View Article『翼の帰る処2 -鏡の中の空-(上・下)』[妹尾ゆふ子/幻狼FANTASIA NOVELS]
過去視の力を持つ病弱中年官僚が(全く乗り気ではないのに)様々な問題に挑むファンタジー、「翼の帰る処」第2章。...
View Article0909購入メモ(その1)。
『竜の夢見る街で2』[縞田理理/新書館ウィングス文庫]【amazon ・ boople ・ bk1】 『ハミルティアの花庭 壊しの聖女と赤炎の王子』[香月沙耶/B’s-Log文庫]【amazon ・ boople ・ bk1】 『花は後宮にあり!』[高丘しずる/B’s-Log文庫]【amazon ・ boople ・ bk1】 『おくにぬ!...
View Article古都・甘味処巡り覚書(その十一)。
ぼちぼち栗の出回る季節になったので、栗のお菓子を食べよう企画を発動してみる。 まず、某季節限定スイーツ事件の影響で栗きんとん食べたいーという心境になっていたので、時期的にちょっと早いかもと思いつつ駄目もとで「嘯月」さんに電話。...
View Article古都・甘味処巡り覚書(その十二)。
……今更だけど、そもそも甘味「処」巡りだったはずなのに、もはやただの甘味巡りになってるような気がしなくもない。まぁいいや(適当) まぁそれはさておき、秋なので栗のお菓子を食べよう企画実施中。 今回は仕事の合間に桂離宮まで足を延ばして、「中村軒」で栗餅とうさぎ薯蕷買ってきました。栗ちゃきんは10月開始なのでまた次の機会に。...
View Article古都・甘味処巡り覚書(その十三)。
秋なので栗のお菓子を食べよう企画。今日は「紫野和久傳」堺町店に行ってきました。 ちなみに目当ては11月中旬までの期間限定商品・くりの葛焼です。 説明書きによると、裏ごしした栗を和三盆糖と本葛で練り上げて作られているそうです。ほんのり温められた葛焼きはしっとり柔らかく、それだけですっきり上品な甘さを堪能できるのですが、そこに栗のほっくり香ばしい風味が加わって良いアクセントになっています。...
View Article『新天地 創世の契約5』[花田一三六/中央公論新社・C☆NOVELS FANTASIA]
龍族、鳥族、犬族、猫族、人族、そして混血たちの住まう大陸を舞台にした物語、1年4ヵ月ぶりの新刊にして最終巻。...
View Article0909購入メモ(その2)。
『ルーク&レイリア マグノリアの歌姫』[葉山透/一迅社文庫アイリス]【amazon ・ boople ・ bk1】 『梁塵秘抄 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典』[角川ソフィア文庫]【amazon ・ boople ・ bk1】 『柳生平定記』[多田容子/集英社文庫]【amazon ・ boople ・ bk1】 『15×24 link one...
View Article『天冥の標1 メニー・メニー・シープ(上・下)』[小川一水/ハヤカワ文庫JA]
小川一水さんの新シリーズ。全10巻予定とのことで、かなりのボリュームになりそうです。 物語の舞台となるのは、入植時のトラブルにより技術レベルが20世紀のそれと同程度となっている植民星メニー・メニー・シープ。西暦2803年、領主の圧政により多くの人々が困窮するこの星で、一つの転機が訪れようとしていた……というのが導入。...
View Article古都・甘味処巡り覚書(その十四)。
秋なので栗のお菓子を食べよう企画。京都で栗のお菓子といえばこれ!という人も多いだろう、「喜久屋」の栗の子(要予約)を買ってきました。 このお菓子も嘯月の生菓子等と同じく、鮮度が命。時間がたつにつれて、栗の風味よりも餡子の味が強くなっていくのです(お店でもらう注意書きにも「冷蔵庫へいれますと翌日迄日持致しますが風味は1/3になります」かいてあったりする)...
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